from:静岡 住まいのマネープラン相談 立林毅士

静岡住まいのマネープラン相談立林

 

 

18日の有吉ゼミという番組に、

お笑い芸人、パンサーの尾形さんが

出演していました。

 

 

 

私、あまりよく知らないのですが、

尾形さんと言えば

 

 

 

「サンキュー!!」

 

 

 

っていうフレーズ??が

有名な芸人さんのようですね。

 

 

 

番組内の

ヒロミさんのリフォーム企画で、

新築の自宅を一部リフォームしていました。

 

 

 

尾形さんは去年40歳で、

建売住宅を自己資金なしで

5,400万円を35年ローンで購入。

 

 

 

毎月の返済額はわかりませんが、

ローンは75歳完済予定です。

 

 

 

番組内で尾形さんは、

 

「住宅ローン35年ですよ!35年‼」

 

って強調してましたが、私には

笑いをとりにいってるというより、

 

 

「75歳までのローンは大変だな・・・」

 

 

って切実な感じに聞こえてきました。

 

 

 

芸能人は不安定な職業なので、

変動金利では、35年も貸してくれません。

 

 

 

もし、変動金利で借りようとしたら

長くても20年くらいです。

 

 

 

実際、どの金利かはわかりませんが、

尾形さんの年収は

数千万円はあるようなので、

 

 

 

40歳という年齢を考えると

最初から20年ローンとか短めでも

返していけそうですが、

 

 

 

芸能人、お笑い芸人さんっていう

不安定な商売は、

何があるかわからないので、

 

 

 

将来を見据えてあえて35年ローンで

長く組んだのかな?って予測できます。

 

 

 

 

 

 

 

『返済は短い方がお得?』

 

 

 

 

 

 

 

ここにあるご家族がいます。

 

 

 

40歳会社員のAさんの年収は700万円、

40歳の奥さまのパート収入100万円で、

Aさんの世帯年収は800万円。

 

 

 

お子さんは10歳と8歳。

 

 

 

ご主人は上場企業にお勤め。

 

 

 

ご主人の退職年齢は60歳。

 

 

 

今から40歳で3,000万円の

住宅ローンを組む予定です。

 

 

 

40歳のご夫婦で世帯年収が800万円、

3,000万円の住宅ローンは

無理のない借入金額です。

 

 

 

ご主人「退職まであと20年か・・・。

定年後もローンを払うのは大変だから

住宅ローンは20年にしよう!」

変動金利なら余裕でしょ⁉」

 

 

 

ご夫婦で考えた結果、

3,000万円を変動金利0.625%で

20年ローンで借りることに。

 

 

 

毎月の返済は約133,000円。

 

 

 

世帯年収も多いので

全然余裕で払える金額です。

 

 

 

 

それから10年が経過。

 

 

 

ご主人50歳で関連会社に出向。

 

 

 

年収は100万円下がりました。

 

 

 

と同時に50歳の奥様も

数年前から体調を崩し、

50歳でパートを辞めることに。

 

 

 

奥様の収入は0になり、

Aさんの世帯年収は200万円ダウン。

 

 

 

下のお子さんも

県外の私立大学への進学が決まり、

今後は上のお子さんと大学費用が

ダブルでかかってきます。

 

 

 

変動金利も

0.625%から3%に上昇したので、

住宅ローンの返済も

厳しくなっていました・・・。

 

 

 

 

 

 

 

『ハイペースの返済は危険』

 

 

 

 

 

 

 

Aさんご夫婦は3,000万円っていう

無理のない金額でローンを組みました。

 

 

 

残りの勤続年数が短かったので

住宅ローンを35年も長くしないで、

20年に設定。

 

 

 

マラソンでいったらスタートは、

気候も快晴、体調も万全だったので、

(金利も低く世帯年収も800万円あるので)

 

 

 

最初からハイペースで走り始めました。

(133,000円の多めのローン返済をスタート!)

 

 

 

しばらくは気候も良く体調も万全なので、

20キロ前までは余裕の快調なペース。

 

 

 

でも、20キロ手前あたりで

急に激しい雨と風が降ってきて、

(金利が上がって)

 

 

 

気温もグッと下がり、

前半ハイペースだったので

カラダが動かなくなってしまいました。

(出向でご主人の年収100万円下がり

 奥さまも病気で働けなくなり、

 世帯年収は200万円ダウン)

 

 

 

 

「まさか!こんなはずじゃ!」

 

 

 

そんなことになるとはまったく思わず。

 

 

 

42.195キロのゴールまで、

まだ20キロ以上もあるんです。

(返済は残り2,500万円あり)

 

 

 

 

 

 

 

『返済はお得ではなく安全な方法で』

 

 

 

 

 

 

 

Aさんは退職後、老後まで

ローンの返済したくなかったので、

 

 

 

返済期間を20年に

短くした気持ちはよくわかります。

 

 

 

最初の返済は超余裕でした。

 

 

 

でも、関連企業への出向で

年収が100万円下がったり、

 

 

 

奥さんも体調を悪くして働けなくなり、

収入が0になるなんて

まったく予想してませんでした。

 

 

 

もし、マラソンだったらきつくなったら

ペースを落として走ることが可能です。

 

 

 

もし、本当にきつくなったら

最悪歩くこともできますよね。

 

 

 

時間がかかっても

最後は歩いてゴールができます。

 

 

 

 

でも、住宅ローンの場合はどうでしょう?

 

 

 

返済が厳しくなって当初の20年を

35年に延長してもらうことは、

不可能ではないですが

現実はほぼ無理です。

 

 

 

返済は待ってはくれません。

 

 

 

パンサーの尾形さんも

おそらく

 

 

「20年くらいで返せなくはないけど、

収入のこととか

この先何があるかわからないし、

 お得に短くより安全に長めにしておこう

 

 

 

っていう選択をしたのかもしれません。

 

 

 

ローンの返済は短い方がお得ですが、

出向や転職、リストラ、または病気などで

収入減になったとき、

 

 

 

お子さんの大学費用などと重なると

返済が一気にピンチに陥ります。

 

 

 

利息をなるべく払いたくない気持ちは

よくわかりますが、

 

 

 

ローンの返済はお得な方法ではなく、

安全な方法にしておくことで

予期せぬ思わぬピンチも

未然に防ぐことができるのです。

 

 

 

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