from:静岡 住まいのマネープラン相談 立林毅士

静岡住まいのマネープラン相談立林

 

 

 

 

 

1位 胃の内視鏡 85.9%

 

 

2位 大腸内視鏡 71.6%

 

 

3位 PET検査   55.4%

 

 

4位 CT検査   51.9%

 

 





 

 

16位 胃バリウム 16.5%

 

 

 

 

あなたは、コレって

何の順位だと思いますか?

 

 

 

 

 

正解は、週刊現代が、

20代後半から60代の

男女医師554人に聞いた、

ガン検査で

「受けている検査」「受けない検査」

のランキング。

 

 

 

1位から4位の検査は

よく聞く検査なので、

受けたことがある人もいるかもしれません。

 

 

 

でも、16位の胃バリウム検査は、

 

 

「私なら受けない」

 

 

「あまり意味がない」

 

 

「むしろ受けない方が良い」

 

 

っていう医師たちの回答が多い。

 

 

 

胃バリウム検査は一般的だし、

人間ドックで受けている人も多いですよね。

 

 

 

でも、このように

当たり前の検査だと

思っていることが、

 

 

 

医師に言わせれば、

 

 

「私なら受けない」

 

 

「あまり意味がない」

 

 

「むしろ受けない方が良い」

 

 

って言う。

 

 

 

世間的に常識となっていることでも、

実際はやらない方が良いっていう

ことは他にも色々あります。

 

 

 

私へのご相談でいえば、

 

 

 

「無理なく返せる住宅購入予算」

を診断後、

 

 

 

聞かれる質問で多いのは、

 

 

「頭金って

どのくらい入れた方が良いですか?」

 

 

「なるべく入れた方がいいですよね」

 

 

 

です。

 

 

 

頭金とは、自己資金のことで、

預貯金から出す金額のこと。

 

 

 

家を買うとき、

95%以上の人が

住宅ローンを借ります。

 

 

 

借りる金額はそれぞれですが、

多くの人が

 

 

 

「住宅ローンをたくさん借りると、

その分、多く利息を払うので、

できるだけ頭金を入れた方が良い」

 

 

 

って考えている人が多いようです。

 

 

 

確かにたくさん借りれば、

それだけ多く金利がかかる。

 

 

 

金利、利息については、その通りです。

 

 

 

だからこそ、

 

 

 

・頭金はできるだけ入れた方が良い

 

 

・住宅ローンはできるだけ借りずに、

頭金を入れるべき

 

 

・頭金2割入れるのが常識って聞くし・・・

 

 

 

このように考えてしまう人が多いのでしょう。

 

 

 

 

 

でも・・・

 

 

 

 

 

これは間違いです!!

 

 

 

確かに住宅ローンを多く借りれば、

その分、利息を多く払うことになります。

 

 

 

でも、利息のことだけを考えて、

できるだけ現金を入れようとするのは

かなり危険です。

 

 

 

場合によっては

損をする可能性があります。

 

 

 

 

今回のお役立ち情報では、

その理由を

いくつかご紹介しますね。

 

 

 

1.大きな出費が控えている場合

 

 

よくあるのは、

車の購入を控えている場合です。

 

 

 

今、乗っている車を

そろそろ買い替えしないといけない。

 

 

 

300万円の新車を

ローンで考えている。

 

 

 

でも・・・

 

 

 

車のローンの金利は、

住宅ローンの金利と比べると、

かなり高いんです。

 

 

 

同様に教育ローンなども

住宅ローンに比べると、

かなり高い。

 

 

 

なので、近い将来、

他のローンを組んで

支払いをしないといけないものがある場合、

それ用の現金を残しておくことが賢明です。

 

 

 

 

2.もしもの場合の預貯金を残す

 

 

今の時代、何があるかわかりません。

 

 

 

例えば、リストラだったり、

ボーナス、給料の減額だったり・・・

 

 

 

残業代がしっかり出る会社にいても、

世の中や社内の風潮が

「残業NG」的にもっとなっていけば、

一気にお給料が減りますよね。

 

 

 

今まで見込んでいた収入が

いきなり減ってしまった場合、

その収入を補うには、

預貯金が必要になります。

 

 

 

生活費の半年、いや

1年分くらいはあることが理想です。

 

 

 

少なくとも「預貯金が全くない」

っていうのは赤信号です!

 

 

 

他には、想定外の出費が

必要になってしまうこともあります。

 

 

 

例えば、

 

 

・急に車が壊れた、買い替えないといけない

 

 

・体を壊して働けなくなる収入の低下

 

 

・ご両親の介護施設の費用の立て替え

 

 

 

など、色々とありますよね。

 

 

 

こういった場合に備えて、

ある程度の預貯金を残しておくことです。

 

 

 

 

3.住宅ローン控除を上手く利用する

 

 

年末のローンの残高に応じて、

所得税、住民税がディスカウントされるのを

「住宅ローン控除」といいます。

 

 

 

家を買ったら受けられるものではなく、

住宅ローンを組むと受けられるものです。

 

 

 

ディスカウントされる金額は、

その年の年末に残っている

「ローン残高の1%」が上限。

 

 

 

ローンが3,500万円残っていれば35万円、

3,000万円残っていれば30万円。

 

 

 

なので、あなたやご主人が

その年に支払った

所得税と住民税の金額によっては、

住宅ローンをたくさん借りていることで

税金の還付を多く受けられる可能性があるのです。

 

 

 

 

4.団体信用生命保険

 

 

住宅ローンを利用するとき、

ほとんどの場合、

「団体信用生命保険」という保険に

加入しなければなりません。

 

 

 

この保険は、住宅ローンを組んだ契約者が、

亡くなったり、契約によっては

ガンになった場合等に、

残りの住宅ローンが0になる保険です。

 

 

 

もし、ご主人が、

3,000万円のローンを組み、

購入後に亡くなった場合、

団体信用生命保険に加入していれば

ローン残高が0円になります。

 

 

 

そのあと、家族がローンを

ずっと返していく必要はありません。

 

 

 

 

 

・・・・・・・・

 

 

 

 

 

家を買ったら35年という

長期のローンが一般的です。

 

 

 

その間には転職やリストラ、

会社の業績不振による収入減、

 

 

 

また、ご自身の病気やケガ、

体調不良による収入減など

様々なリスクが考えられます。

 

 

 

そういったリスクを考えると

必ずしも頭金を多くを入れることが

正しいわけではないのです。

 

 

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

 

 

頭金をいくら入れるかは、

将来の支出予定、もしもの出来事に対して、

どのような対策をしようとしているかで

ベストな選択は変わってきます。

 

 

 

世間的には、

「頭金は2割入れるのが良い」

って言っている

ファイナンシャルプランナーも多いですが、

コレまったく根拠がありませんよ。

 

 

 

昔、住宅金融公庫(現 住宅金融支援機構)で

お金を借りるのには、

8割までしか借りられず、

 

 

 

残り2割は自己資金を

準備する必要があったので、

 

 

 

その名残がまだ今も残っていて、

「頭金は2割必要」というような

あたかも常識のような錯覚に

置き換えられてしまっただけなのです。

 

 

 

その他にも

 

 

・年齢や職業

 

 

・貯蓄残高と購入金額

 

 

・心理的要因、性格

 

 

 

などによってもどのくらい

頭金を入れた方が良いかの

ベストな選択は変わります。

 

 

 

これらのことを考えて、

預貯金として残すべきお金のことも

よく考えてみてくださいね。

 

 

 

 

 

ご相談は こちらから