静岡住まいのマネープラン相談立林

 

 

 

 

静岡の住宅購入専門のファイナンシャルプランナーが学資保険のメリットはほとんどないについてお伝えしますね。

今も昔もお子さんが生まれるとみんなが当たり前のようにすること。そうです、学資保険に入ること。日頃、保険に興味はなくても教育費を貯める方法として学資保険に興味を持つ人は多いですよね。「子供ができたら学資保険」みたいな。でも・・・。

『学資保険のメリットはほとんどない』

結論から言うと学資保険のメリットはほとんどないんですよね。商品によっては銀行の定期預金よりは全然増えるので教育費を貯めるには有効な方法のひとつですが・・・。

『思ったほど増えない学資保険』

10年以上前には例えば200万円を一括で預けると18年後には250万円、125%に増えて戻ってくる学資保険もありました。今は正直、良くても戻りは105%ほど。毎月コツコツ払いながら200万円預けても210万円に増えて戻ってくれば良い商品でしょう。

『学資保険を売りたいわけではない』

学資保険は保険業界では、「ドアノック商品」と言われていてメインの保険を売るための心のドアを開けてもらう商品。お金が増えて戻ってくる学資保険の話はあまり嫌がれないので学資保険をきっかけに他の保険を販売できるという特性があるんですね。

でも、学資保険を売っても得られる保険手数料は微々たるもの。販売側にとってのメリットはありません。また、来店型ショップなどの保険代理店では学資保険を提案されることはまずないですね。

なぜなら、得られる保険手数料は微々たるものなので収益を上げるためには保険手数料の高いドル建てなどの終身保険を教育費の積み立て代わりに提案されることがほとんどです。

『私なら学資保険には入らない』

みんなが入っているから当たり前のように入る学資保険。私には子供がいませんが子どもが生まれたとしても学資保険には入らないですね。なぜなら、学資保険だけで教育費を貯めるのはかなり難しいからです。

私は資産運用の専門ではないので他にもっと良い方法があるかもしれないですが例えば、つみたてNISAなどの口座開設をして毎月1万円ずつを積み立てていくのは教育費を賢く貯める方法の一つですね。

学資保険と比べると元本割れのリスクはありますが18年も長期で運用ができるので学資保険よりもはるかに高いリターンを得ることができるでしょう。

営業マンや銀行員から「みんなが選んでいますよ」と言われて住宅ローンは当たり前のように変動金利というハイリスク商品を選ぶのに、お金を増やすことこそリスクをとらなければ増えていかないですから。

以上のような理由からお金を増やすのに18年という長期間を学資保険で固定してしまうのはデメリットに近いですね。全額は怖くても一部のお金を資産運用に回すことでより少ないお金で教育費の目標額を貯められるわけです。

「子どもが生まれたら学資保険!」ではなく、「子どもが生まれたからお金の勉強をしよう!」という発想を持てるかどうかで、あなたの20年後30年後の資産は人より大きく差が開いてしまうかもしれませんよ。

 

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