静岡のファイナンシャルプランナー、住宅ローン相談・住宅購入専門FPが家をお特に建てる有効期限についてお伝えしますね。
私事ですが先月は誕生日月でした。あなたも毎年誕生日が近づくと飲食店などから割引チケットが送られてきたりしませんか?100円~500円くらいの少額ですがなんとなくお得感を感じてしまいます。
でも当然いつでも使えるわけではなく有効期限が決まっているので期限内にお店に行くから割引が可能になるわけですよね。
『国からもらえる補助金も有効期限がある』
「せっかく家を建てるなら少しでもお得に建てたい!」誰もが思うことですよね。特に家の場合は10%後の購入は建築費もアップ、家具や家電製品等も買い替えるなると8%時と比較してトータルで100万円近くはオーバーしてしまいます。
普通に考えたらみんなが家を買うのも慎重になってしまって消費が落ち込んでしまいますね。消費が落ち込むと世の中にお金が回らなくなるので日本の経済にとってはマイナス。
なので政府は10%後に家を買った人にもメリットがあるよう住宅補助金などの3大優遇策、お得にもらえるキャッシュバック制度を打ち出しているんですね。でも当然もらえるお金には有効期限が決まっているんです。
マイホームが欲しいと思っているのにもらえる有効期限を知らずにタイミングを逃してしまったら?あとで後悔してしまうかもしれません。なので今日はお得にもらえる住宅補助金と有効期限についてお伝えしますね。
『増税後の3つの住宅支援策』
- 住宅ローン減税が10年から13年に延長
増税2%分の負担を減税10年から13年に延長で補うという制度で年末の住宅ローン残高の1%が所得税や住民税から還付されるもの。年収や借入額で変わりますがざっくり数百万円の還付が期待できますね。
- 住まい給付金
年収775万円以下の人で年収によって金額は変わりますが10万円~最大50万円の現金を住宅完成後にあげますよという制度。
- 次世代住宅エコポイント(新築は左側)
耐震性、耐熱性、省エネ性などの基準を満たした住宅には最大35万円相当のポイントをあげますよという制度で家電、食料品、生活用品などとポイントが交換できます。
『もらえる有効期限がどれも違う』
もし、タイミングが合えばあなたは3つともゲットしたいと思いませんか?ただ、もらえる有効期限が違うんですね。(新築を前提とした場合)
- 住宅ローン減税13年の対象者
「消費税10%が適用される住宅で2020年末までに入居した人」が対象。来年の12月末までに引越していないといけないですね。
- 住まい給付金の対象者
「消費税10%が適用される住宅で2021年末までに入居した人」が対象。2年後の2021年の12月末まで。
- 次世代住宅エコポイントの対象者
「消費税10%が適用される住宅で2020年3月末までに契約・着工」とあります。3つの中では一番早い来年の3月末ですね。
『もし、全部ゲットするには?』
有効期限から見ると来年3月末までには着工するというのが3つともゲットできる期限になりますね。工事開始を3月にするとしたら土地は最低年内には決めておかないと間に合わないでしょう。
でも仮に次世代住宅エコポイントを逃してしまったとしても住宅ローン減税で増税分は還付されるわけなので住まい給付金の拡大だけでも増税後のメリットが十分ありますね。来年12月末までの入居を目指せば増税後でもメリットがあります。
つまり、来年12月入居を逃してしまうと住宅ローン減税の3年延長がなくなり増税分のメリットがなくなってしまいます。
お金の損得だけで家は建てるものではありませんが、国からもらえる制度をフル活用して賢く家を建てたいのなら今すぐ家づくりをスタートしないと間に合わないでしょう。特に土地探しは時間がかかる場合もあるので早く始めておいた方が良いですね。
でも、計画だけスタートさせても土地や建物にかけられる全体予算がわからなければお金の不安を抱えたまま計画だけが進んでしまいます。
もし、あなたが、「来年12月末までに家を完成させて増税分のメリットを受けたい!お金のストレスを抱えずに楽しく家づくりを進めたい!」と思っているのなら無理のない購入予算を把握しておくことこそ今すぐ!やるべきことです。
あなたが家を建ててからの生活をより楽しく過ごすためには?家を建ててからお金のことでストレスを感じたくないのなら?重要なことこそ後回しにしてはいけませんよ。