静岡のファイナンシャルプランナー、住宅ローン相談・住宅購入専門FPが夫婦の意見が合わないときの対処法についてお伝えしますね。
冬と言ったらお鍋。鍋料理はアツアツで食べるのが一番美味しいですよね。冷めてしまったらせっかくの美味しさも半減してしまう。アツアツの食べ物ほど美味しさがダイレクトに変わってしまいますよね。
「鉄は熱いうちに打て」とはよくいったもので物事も熱意がある間に事を運ばないとあとでは難しくなってしまうというか。マイホーム購入もタイミングを逃してしまうと熱が冷めてしまうんですね。
『マイホーム購入は夫婦で話し合うことから』
「マイホームが欲しい!」と思ったら最初に夫婦で色々と意見をぶつけあう。今年1年も様々なご夫婦の家づくりに関わらせてもらいました。ご夫婦とも「家が欲しい!」という矢印が同じなら話は進んでいきますが、
夫婦どちらかが家づくりに消極的だったり意見が合わなさすぎるとなんか噛み合わず話も全然進んでいかない。矢印が同じ方向を向いていないご夫婦がいるのも事実。
なぜ話が進んでいかないのか?の答えは簡単で、「家を建てることが目的」になってしまったり、「夫婦で言いたいことを言わない」などの話し合い不足だったり。
家づくりにおいては、「夫婦で徹底的に話し合う」ときには喧嘩するくらいの熱い議論が必要なんですね。
『夫婦どちらかが引っ張っていく』
夫婦の家の好みも住みたいエリアも一致していて家づくりを進めていくのならいいのですが好みや考え方が違う夫婦の場合はどちらかが強めに引っ張っていく方が良いでしょう。
そうでないとマイホーム購入という一家の一大プロジェクトはなかなか進んでいかないですね。
数千万円のお金を動かしながら様々なことを次々に決めていかなければいけない。また、お互いが遠慮したり話し合いもなくお互いのやりたいことを優先させようとしてもなかなか進みません。
決めなければいけないことがストレスになりイライラしてケンカになり白紙に戻ってしまったりします。好みや考え方が違うのであれば夫婦どちらかが主導権を握って「たたき台」を作ってしまうのもアリです。
ある程度形になったものに対して意見交換をすることは結構ラクなので「たたき台」を作ってから修正していくと意見も出しやすく理想なものに割と近づいていけるでしょう。
『建てると決めて完成までどれくらい?』
無理のない購入予算を算出して土地を探して建築会社を探して住宅ローンを申し込んで完全注文住宅で造って家計もできるところは徹底的に見直しして。私と相談者さんとは約1年の濃厚な時間を過ごすことになります。
ご相談後の家づくりのお金の削減効果にすれば数百万円は簡単に超えますが、お金以外の家が完成したときに相談者さんが住宅会社さんと良い関係でいい家ができた!と思ってもらえると本当に嬉しいです。
およそ家づくりの期間は土地からの人は平均1年。土地探しに時間がかかればもっと伸びることもありますが目安というか集中できるのは1年。ということは年末年始で家族会議をして家を建てようと決めて年始から始動。
急がず遅れず平均的に打ち合わせを進めていくと来年の12月中になんとかマイホームに入居できるかな~というスケジュールです。さて、あなたは来年のクリスマスをどこで過ごしているでしょうか?
(マイホーム購入のご相談はご夫婦のお考えや表情、空気感を読み取ることが非常に重要なため現状は対面での相談をしています。面談時にはマスク着用、アルコール消毒液を持参で訪問しています)