from:静岡 住まいのマネープラン相談 立林毅士
先々週のお盆休み。
品川にいる弟が帰省したので
数回、外食に行ってきました。
リクエストに答えて
お肉を食べに行ったり、
お魚を食べに行ったり。
GWやお盆にしか外食はしないので、
ちょっとした贅沢は
たまにはいいな~って感じです。
今年あと、
まとまったお金を使うのは、
秋に母を連れて旅行の計画中なので
その旅費や今回の外食費などは、
専用の通帳に入れてあります。
これらのお金は、毎年、
必要になるのはわかっているので、
年間の支出予算から
あらかじめ差し引いています。
なので、今のところ
毎月のお小遣いも削ることなく
自分の好きなことに
お金を使えていて満足しています。
『お金が貯まる方程式・貯まらない方程式』
一般的に貯金をするのに、
「収入 - 支出 = 貯金」
ではお金が貯まることはありません。
収入から支出を引いた残りを
貯金するのではなく、
「収入 - 貯金 = 支出」
収入から先に
貯金額を引いてしまって、
残ったお金で支出のやりくりをする。
このようにしないとお金は貯められません。
逆にこれさえできれば、
自然と貯金ができるのです。
『家を買うときの方程式も同じ』
無理のない住宅購入予算を決めるときも
同じ方程式を使えるかどうかで、
住宅購入後の家族が
幸せに使えるお金が
決まってしまいます。
これができていないと
家を買ったあとに
ずーっと節約生活を強いられることに。
それは、
「収入 - 家族で使えるお金 = 生活費」
この方程式を
30年40年先まで見据えて
考える必要があるんですね。
あなたが、これをするかどうかで
「あー、家を買ってほんとに良かったーー」
って幸せに思えるか?
「あー、こんなことなら家なんて
買わなければよかったーー」
って後悔してしまうか?
が決まってしまいます。
・住宅ローンがいくらまで借りられるか?
・毎月の返済額が今の家賃と同じかどうか?
これだけで住宅ローン金額を決めてしまうと
今だけ低金利で計算されてしまって、
オーバーローンになり超危険です。
結果、家族が豊かに幸せに
費やせるお金が
なくなってしまいます。
あなたは家を買ったあとの
住宅ローン返済以外にかかるお金。
・今後のクルマの買い替え費用
・自動車税や車検費用
・毎年の旅行費用やレジャー費
・50万円から80万円くらいの
定期的な家電製品の交換費用
・お子さんの大学までの教育費
これらは主に家族が
幸せになるお金ですよね。
こういった支出は
豊かな生活につながるので
最低限、必要な支出ですよね。
また、住宅にかかるお金としては、
・火災保険料(10年更新)
20万から30万程度
・地震保険料(5年更新)
10万から15万程度
・固定資産税(毎年)
年間10万円程度
これらも最低限必要なお金です。
あなたは、
将来、必要になるこのようなお金を
しっかり考慮して
無理のない住宅ローン予算を
決めていますか?
住宅メーカーや銀行に
こういった細かい支出のことまで
聞かれましたか?
「収入 - 住宅ローン = 生活費」
このように収入(年収)だけで
住宅ローンの金額を先に
決めてしまうと、
収入(年収)に対して
借りられる限度額を出されてしまい
間違いなく借りすぎてしまいます!
借りすぎてしまうと
旅行やレジャーなど、
家族が幸せに使えるお金を
一生、節約せざるを得なくなります。
次に好きなクルマを買ったり、
毎年好きな場所に旅行に行ったり
お子さんの教育費も貯められたり、
あなた自身の
お小遣いも減らすことなく
生活できるのは、
「収入 - 家族で使えるお金 = 生活費」
この方程式しかありません。
家族が豊かに幸せに
使えるお金が決まってしまうのは、
住宅ローン金額を決めるとき、
つまりまさに今なのです。