静岡住まいのマネープラン相談立林

 

 

 

 

静岡の住宅購入専門のファイナンシャルプランナーが変動金利が向いている人についてお伝えしますね。

「変動金利と固定金利、どっちがいいですか?」お客さんからときどき聞かれる質問。あなたも気になりませんか?シンプルすぎる結論としては、「この先金利が上がらなければ変動金利、金利が上がるのであれば固定金利」です。

(変動金利とは年に2回(4月10月)に金利の変動がある、固定金利とは最初から最後まで金利が変わらない全期間固定金利のこと)

でも、将来の金利の推移は誰にもわからないのでどちらがいいのかは難しいところ。どちらがいいのかは答えられませんが、どちらの金利が向いている人なのか?は言えますね。

今日はあなたも関心が高いであろう住宅ローンの金利、変動金利が向いている人についてお伝えしますね。

  • 金利が上がって返済が増えても貯金ができる人

世の中の金利が上がると住宅ローンの金利も上がるので毎月の返済も増えます。変動金利の仕組み上、例えば毎月の返済が10万円のとき2.5万円も急に上がるケースがあります。その場合、毎月1~2万円しか貯金できていない家計は一気に赤字になってしまいますよね。なので家を買う前に毎月3~4万円の貯金ができていない家計は変動金利は危険ですね。

  • 常に金利の動きをチェックできる人

今後2〜3年は金利上昇の可能性は低くても10年後、20年後の金利予測は専門家でもほぼ不可能。でも、予測不可能な金利の動きを常に細かくチェックできる人であれば、金利上昇局面が来ても対策が打てるので家計への影響を最小限にできます。

投資で言えばお金を増やそうと投資した100万円が、95万、90万、70万・・と下がっていったとしても怖くない、リスクが取れるような人は変動金利が向いている人ですね。

  • 教育費が増えても十分な貯金がある人

お子さんが「大学まで行きたい!」と言えば卒業までの学費がかかりますよね。「高校までは公立、大学も公立」に進学してくれれば学費は抑えられますが、「高校からは私立、もしくは大学は私立で県外」に進学になったとしても奨学金などを借りずに十分耐えられる家計であれば変動金利でも問題ないでしょう。

  • 完済までの期間が短い人

ローンの返済期間が短ければ短いほど金利変動のリスクは弱まります。35年ローンで組んでも実際は15年くらいでローンを完済できる人は変動金利が向いているでしょう。

  • 奥さんの収入に頼らず家計がやっていける人

家を買うときに奥さんも会社員の場合、夫婦とも収入が続く前提で家を買う人がほとんど。奥さんが出産後に時短勤務で収入減、または退職してパートで月に5~6万程度の大幅な収入減になる。もしくは退職後お子さんが小学校に上がるまでは無収入になる。

そのような状態でも赤字にならず家計が回っていく余裕があるのなら変動金利でもいいでしょう。

以上、変動金利が向いている人をあげてみました。あなたはどうでしたか?もし今、家計に余裕がないのなら教育費など今後増えていく支出で家計がさらに苦しくなるリスクがあります。そのときに金利が上がるリスクも重なると家計はもうやっていけません。

  • 子供がまだ小さいのに3万円も貯金できていない
  • 金利なんていちいちチェックするのは面倒
  • 子供の教育費が増えたら奨学金で賄う
  • 15年など短期での返済は考えていない
  • 奥さんの収入がないと家計がとても回らない

どれか1つでも当てはまる人は変動金利を借りるのは危険ですね。さらに補足するとたとえ変動金利が向いている人でも住宅ローンを借りすぎていないこと、住宅ローンの金額があなたにとって無理なく返せる金額なのか?が大前提の話です。そこだけはくれぐれも間違えないようにしてくださいね。

 

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