静岡のファイナンシャルプランナー、住宅ローン相談・住宅購入専門FPが完成見学会で確認するべき3つのポイントについてお伝えしますね。
「住宅展示場のモデルハウスより完成見学会に行くべき。」私がいつも思っていること。なぜなら、実際に住む人の家はモデルハウスより何倍も参考になるからです。
ただ、実際、見学会に参加しても、「何をチェックすればいいのか？」「どんなところを確認すべきなのか？」よくわからない人も多いと思います。
なので今日は、「完成見学会で確認するべき3つのポイント」についてお伝えしますね。
- 設計や間取りの意図を聞く
「どういう経緯でその設計や間取りになったのか？」、例えば、「リビングはなぜ〇畳にしたのか？」「子供部屋はなぜ〇畳にしたのか？」など。
オーナーさんが実際にその間取りや設計にしたかったストーリーが絶対あるはず。一般的にリビングや子供部屋は広めにしたい人が多いですよね。
でも、部屋の狭い広いよりも「どういう想いでその設計や間取りにしたのか？」「モデルハウスと違って実際に住む人の想いをどう実現したのか？」を聴くことは今後あなたが建てる家のものすごく参考になりますよ。
- 座ったときの高さを確認する
見学中は1時間、1時間30分ほど立ったまま案内されるのがほとんど。でも、実際の生活ではキッチンに立つ、洗面所で歯を磨く、洗濯をするなど。家で立っている時間はある程度限られますよね。
特に旦那さんは家で座っている時間の方が長いでしょう。なので、もし見学会に行ってダイニングテーブルやソファーがあったら？
座ってみての目線で周りや空間の広がりを体感してみると全体を感じることができてものすごく参考になると思いますね。もし、ダイニングテーブルやソファーが何もなければリビングに座ってみるでＯＫです。
- 完成見学会に何度も行く
同じ住宅会社の家でも土地の方位や広さやお客さんの好みが違えば当然、完成形も異なりますよね。さらには見学した会社に複数の設計士さんやインテリアコーディネーターさんがいればそれぞれの好みも違う。
まだ建築先を検討中で見学会に何回か行ったときにあなたが気に入った設計や間取り、好みのインテリアの家だったら？
「誰が設計されたのですか？」「この家は誰がインテリアをコーディネートされたのですか？」「もし、こちらで建てることになったらその方にお願いはできますか？」と担当者名を聞いておくのもアリですね。
もし、あなたが指名した人はすごく喜んでくれてあなたのために頑張って仕事をしてくれるはずですから。
まだ他にも完成見学会で確認して欲しいポイントはたくさんあるのですが、「完成見学会で確認するべき3つのポイント」についてお伝えしました。
繰り返しになりますが完成した家を見学して、「部屋や空間が狭い、広い、天井が高い、低い」などはあまり重要ではありません。オーナーさんが、「どういう気持ちで想いで家を建てたのか？」
オーナーさんのストーリーにフォーカスして見学するとあなたの家づくりの失敗は間違いなく少なくなりますよ。
(マイホーム購入のご相談はご夫婦のお考えや表情、空気感を読み取ることが非常に重要なため現状は対面での相談をしています。面談時にはマスク着用、アルコール消毒液を持参で訪問しています)
