静岡のファイナンシャルプランナー、住宅ローン相談・住宅購入専門FPがやってはいけない家計の見直しについてお伝えしますね。
「結婚、出産、転職、住宅購入などのライフプランの変化では家計の見直しを定期的に行うのが重要」とよく言われますよね。なぜなら、家計のムダなお金を省くことで長期で見ると数百万円以上の大きな節約につながるからです。
『食費は節約すべきではない』
様々ある家計の支出で外食を含めた食費というのは私にとってかなりの重要ポイント。食費は毎月の予算内ですが外食は毎月の家計とは別に予備費として別口座で年間予算を決めてやりくりをしています。
世間と比べて明らかに多すぎる食費や外食費なら話はまた別ですが食費は節約しない方がいいですね。たまには多少の贅沢をして好きなものを食べたいですから。私はストレスになるので食費は絶対に削りたくないです。
『見直しは固定費から』
一般的に家計の見直しで有効なのは毎月の支払いが固定されているもの。保険料やスマホなどの通信費。また、最近の流行でいうと毎月、定額利用できるサブスクなども見直せるポイントですね。
固定費は必要以上にムダに支払っているいうことが多いので一度しっかり見直しができればあとは放っておくだけで家計のコストダウンになりますよね。当然、ストレスもありません。
また、人によりますが衣料費や美容代など必要以上に支出している場合は見直せることが多いでしょう。
『やってはいけない家計の見直し』
対して家計の見直しで「やってはいけないやらない方が良い」ものがあります。何かというと食費、光熱費、おこづかいなどの支出。理由はものすごくストレスになるから。
スーパーをはしごして野菜を5円でも10円でも安く買うことはできますが、手間と時間の方がかかるし野菜や魚などは天候不良による価格変動もあるので節約効果は薄いでしょう。
光熱費も電気をこまめに消したりガスや水道を気にするのはとっても大事ですが、意識しすぎてもストレスだし頑張って節約できたとしても月々の光熱費の差はさほど大きくは変わらない。
おこづかいを減らすのも元々多くはないおこづかいを減らすのはやはりストレス。ちょっとしたことで夫婦喧嘩の原因にもなってしまいますからね。
『見直しは無意識の固定費から』
保険や通信費、サブスクなど。毎月の固定の支払いから減らせないか？を確認していくのが効果的。
大前提として家を買ってから細かい支出の見直しをしないと家計が苦しいようでは本末転倒。家賃より住宅ローンの方が2～3万円増えますからね。(税金や火災地震保険料もあり実際はもっとですが)
あなたが家を建ててからお金のことでストレスを感じたくなければ住宅購入時の無理のない予算設定が何よりも大事だということがわかってもらえますよね。
(マイホーム購入のご相談はご夫婦のお考えや表情、空気感を読み取ることが非常に重要なため現状は対面での相談をしています。面談時にはマスク着用、アルコール消毒液を持参で訪問しています)
