from:静岡 住まいのマネープラン相談 立林毅士

静岡住まいのマネープラン相談立林

 

 

 

 

 

「今年は消費税が「10%」になる予定です。

先ずは一度、お気軽にご来場ください。

万全の体制で皆様をお迎えします。」

 

 

 

お正月の新聞に入ってきた、

某ハウスメーカーの折り込みチラシには、

赤字でこのように書かれていました。

 

 

 

今年の10月から消費税が10%に。

 

 

 

そのためには、

注文住宅で家を建てるには、

住宅会社と今年の3月31日までに

契約する必要がありますが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

『焦りは禁物』

 

 

 

 

 

 

 

「マイホームが欲しい!」

と思ってから、

実際に、

家を建てて完成するまでは、

短くて1年未満、

長い人だと10年以上。

 

 

 

やはり人生最大の買い物なので、

長期間にわたって、

慎重に考える人がいるのもわかります。

 

 

 

 

 

 

『買うタイミング=値引きのタイミング?』

 

 

 

 

 

 

 

例えば、家電製品が一番売れるのは12月。

 

 

 

サラリーマンであれば、

ボーナスが入るからですね。

 

 

 

また、12月は家電量販店の

「歳末セール」のチラシ広告や

TVのCMが頻繁に入るので、

 

 

「売り切れる前に買おう!」

 

 

「こんなに安くなるならお得!」

 

 

と思う人も多いです。

 

 

 

どうせ同じものなら、

できるだけ安く買いたいですよね。

 

 

 

 

 

 

 

『家が一番安く買えるのはいつ?』

 

 

 

 

 

 

 

「家を買うときに、

どのタイミングが一番安く、

値引きもたくさん

してもらえるんでしょうか?」

 

 

 

ときどき聞かれる質問。

 

 

 

・歳末キャンペーン?

 

・クリスマスキャンペーン??

 

・年度末、決算キャンペーン???

 

・〇〇周年キャンペーン!

 

 

 

など様々なキャンペーンがありますが。

 

 

 

 

結論からいうと、

「○○キャンペーンがお得!」

というものはありません。

 

 

 

なぜならハウスメーカーにとって、

値引きの理由はどれも同じだから。

 

 

 

ハウスメーカーが値引きをする理由は、

 

 

「お客さんの購買意欲を高めるため」

 

 

「お得感を演出して契約してもらうため」

 

 

以外にありません。

 

 

 

それが歳末でも、クリスマスでも、

決算でも、会社設立40周年記念でも

何でも良いのです。

 

 

 

言い方は悪いですが、

「売れれば何でもOK!」

ということなんですね。

 

 

 

で、その中でも、一番気をつけたいのは、

3月に向けての「決算期キャンペーン」です。

 

 

 

理由は、とにかく売りたい時期だから。

 

 

 

一棟でも多く、一万円でも多く利益を

会社に残さなければいけないので、

「どんな方法を取ってでも、売りまくれ!」

というように上司から

もうすごい感じで言われます。

 

 

 

なので、このタイミングで買う家は

もしかしたら一番大きな値引きが

あるかもしれません。

 

 

 

ただし、その大幅な値引きに

価値があるかどうかは、

まったく別ですね。

 

 

 

 

 

 

 

『値引きに価値はありません』

 

 

 

 

 

 

 

このブログでは、何回も、

ハウスメーカーの値引きに対して

苦言をしてきました。

 

 

 

つまり、値引きする会社は、

 

 

「値引きしないと家が売れない会社」

 

「家自体に魅力がない、価値が低い」

 

「家を造るのではなく、販売している」

 

 

 

ということなんです。

 

 

 

値引きして契約を迫ってくる会社は、

そもそもの商品力や、

理念が他社と比べてない。

 

 

 

つまり、

金額というお得感を演出することでしか、

契約を取ることができないのです。

 

 

 

どうしても人は「値引き」に

お得感を感じてしまいます。

 

 

 

A 2,500万円、値引きなし

 

B 3,000万円からの

500万円値引きで2,500万円。

 

 

 

比較してどうですか?

 

 

 

本当はAの2,500万円の家の方が

価値があるかもしれないのに、

値引き500万円のBの方に

「お得感」に価値を感じてしまう・・・

 

 

 

ここは特に、

気をつけなければいけないところです。

 

 

 

なので、

200万円、300万円、それ以上と

値引きする会社自体、

「ナシ!」です。

 

 

 

値引きをする住宅会社には、

要注意ですよ。

 

 

 

 

 

 

 

『家電製品との明確な違い』

 

 

 

 

 

 

 

家電製品の値引きと、

家の値引きは、

性質が全然違うのわかりますか?

 

 

 

それは、

「どこで買ってもまったく同じモノなのか?」

の違いです。

 

 

 

例えば、パナソニックの「電子レンジ」は、

どこのお店で買っても

同じモノですよね。

 

 

 

ネットでも、家電量販店でも、

まったく同じモノが買えます。

 

 

 

なるべく安く買える場所で、

なるべく値引きしてくれるお店を

選ぶことができますよね。

 

 

 

つまり、お店を選ぶ判断基準は金額です。

 

 

 

同じ金額だった場合は、

店員さんの接客だったり、長期保証だったり、

金額プラスαの部分になってきますよね。

 

 

 

 

でも、家の場合はどこから買っても

同じ家ができるわけではありません。

 

 

 

技術・設計・デザインや性能の違い・・・

 

 

 

まったく同じ家はありませんから。

 

 

 

だからこそ、家の見るべきところは

値引きを含む見積金額ではなくて、

金額に対する価値なのです。

 

 

 

値引きだけにフォーカスすると

後々、絶対に後悔しますよ。

 

 

 

「〇〇キャンペーン」

と名が付いた大幅な値引きには、

まったく価値はありません。

 

 

 

納得せずに焦って契約することに

何のメリットもありません。

 

 

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