静岡住まいのマネープラン相談立林

 

 

 

 

静岡の住宅購入専門のファイナンシャルプランナーが住宅ローンの頭金をいくらにするか?より考えるべきことについてお知らせしますね。

あなたは家を買うとき頭金をいくら入れる予定ですか?(頭金とは貯金から出すお金のこと)100万円?300万円?500万円?それとも0?雑誌やネットの記事を見ると、「頭金は1割~2割は必要」という記事を目にしませんか?

理由は、「毎月の返済額が少なくなる」「支払う利息が少なくなる」「頭金を多く入れると金利優遇を受けられる」など。対して、「頭金は必要ない!」と主張している人もいますよね。

その理由は、「今は金利が低いので頭金を入れる必要はない」「頭金を入れるならお金をローンより高い利回りで運用した方がお得」など。低金利時代ならではの考え方とも言えるでしょう。

頭金が必要な理由も不必要な理由も間違いではなく正しいと思いますね。ただ、「頭金をいくらにするか?」より先に考えるべきことがあるんですよね。

『必要な時期に必要なお金が準備できているか』

例えば、あなたが持っている車の今度の買い替えは何年後の予定ですか?車2台持ちの家計であればもう1台はいつ頃に買い替え予定ですか?もし、住宅ローンの頭金を多く入れてしまってクルマの買い替え時に現金がなかったら車のローンも組みますか?

住宅ローンとマイカーのダブルローンは家計にとってかなりの負担ですよね。他には、もし、頭金を多く入れすぎてしまって教育費が思ったほど貯められず子供が進学するときお金が足りなかったらどうしますか?住宅ローンより高い金利でお金を借りますか?

『頭金を考える前にやるべきこと』

「今、貯金が500万円あるから300万円を頭金に回そう!」と安易に頭金の額を決めるのは間違いですね。

「家を買ったあとクルマの買い替え時期に現金が用意できそうなのか?」「子どもが18歳までに大学費用を貯められる予定なのか?」「もし、奥さんが急に仕事を辞めてしまって家計が毎月赤字になっても貯金を崩してしばらくは家計がやっていけるのか?」

家を買う前にしっかりと確認することが重要ですね。確認をした上で家計に問題が無ければ貯金の一部を頭金として入れる。もし、家計が厳しくなりそうであれば無理して頭金は入れない。

「頭金をいくらにするか?」よりも家を買ったあとに必ずやってくる大きな出費までしっかりとシミュレーションすることの方が重要ですよ。

 

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