静岡のファイナンシャルプランナー、住宅ローン相談・住宅購入専門FPが転職先を間違えると住宅ローンは借りれないについてお伝えしますね。
先日、高校の同級生がSNSで転職報告。45歳で東京で単身赴任の生活です。家族はパート勤めの奥さん、中学生の娘さんと小学生の息子さんの4人家族で住宅ローンも返済中。教育費など今後さらにお金がかかる中での転職。
投稿を見る限り業界内のステップアップ転職なので年収もアップして新しい仕事にチャレンジしていくようです。今後の活躍を陰ながら応援したいと思いますね。
『転職すると住宅ローンは借りれない?』
人が転職することは珍しいことではないですがもし、家を買いたい人の場合は転職のタイミングには注意が必要です。住宅ローンを借りるときには様々な条件がありますからね。
例えば、勤続年数。昔は3年以上は勤めていないと住宅ローンが借りれない銀行が多かったですが最近では1年や1年未満でも借りれるケースも増えています。ただ、過去の短期間で何度も転職をしている場合は審査に引っかかるケースが多いですね。
『転職後でもローンを借りやすい条件』
2006年のデータですが日本人の平均転職回数は3,4回。転職直後に住宅ローンを借りるのは厳しいですが転職1年未満でも、
- 同じ業界内で年収アップ
- 転職先の企業の財務が安定している
- 会社からの要請によるグループ会社への転職
- 税理士などの資格や専門技術を生かした転職
など前向きな転職であれば住宅ローンが通る可能性がありますね。
『転職をしてはいけない期間』
住宅ローンを借りるときには転職をしてはいけない期間があります。住宅ローンの審査中に転職すること。当然、審査に影響が出ますからね。ローンの審査中に転職する場合はローンの申し込みをしている銀行へ言わなければいけませんから。
家を買いたいと思っても転職先を間違えたり転職直後やローン審査中の転職は住宅ローンを借りることができません。転職と住宅ローンの借入は大きな関りがあるので転職先や転職のタイミングには十分気を付けてくださいね。