静岡のファイナンシャルプランナー、住宅ローン相談・住宅購入専門FPが会社が小さいと住宅ローンは借りにくいのか?についてお伝えしますね。
「うちの会社は社員20人もいないですけど住宅ローン借りれますかね??」中小企業の中でも零細企業に勤めるお客さんからの質問。
零細企業とはわずかな資本や設備で経営をしている従業員が20名以下、業種によっては5名以下、または家族経営で切り盛りする企業のこと。
「小さい会社だと信用面で住宅ローンを借りられないのでは?」という心配なのですがあなたはどう思いますか?
『会社の規模とローン審査は無関係』
結論からいうと小さい会社だからといってローンの審査に落ちることはありません。
ローン審査というのは年齢、勤続年数、年収、預貯金額、個人の信用情報、会社の業績等のトータルで審査をします。
ただ、中小企業でも会社の実態が見えなければ審査に落ちる可能性もある。ホームページや会社情報のパンフレットなどがないとマイナスでしょう。今はホームページがない会社は少ないですがまだない会社があるのも事実。
「ホームページもなければ会社紹介のパンフレットもない・・・」会社の実態がわからなければ銀行は怪しく思ってお金は貸しにくい。会社の規模が小さくても問題ないですが会社の実態が見えるかは重要なポイントですね。
『実際に審査に有利な勤務先はある』
あくまで私の経験からの話ですが、「審査に有利な勤務先」というのは実際にあると思います。
仮に順位を付けるなら上から、(公務員)→(上場企業の会社員、医者・弁護士などの専門職)→(中堅規模の会社員)→(中小零細企業の会社員)→(自営業、個人事業主、会社経営者)の順番かなと。
自営業や会社経営者は会社員と比べると審査は厳しめ。収入が不安定ですからね。自営業というだけで借りられない金融機関もある。ただ、あくまで銀行の審査方法が厳しめになるだけで住宅ローンが借りられないわけではない。
上述でもお伝えしたように銀行の審査ポイントはトータルで決まるもので会社の規模はまったく関係ない。という感じですね。
『審査に有利だと借りすぎてしまう』
また、注意が必要な点としては審査に有利な勤務先ほど給与が安定している、会社の信用度が高いと銀行が評価してお金をたくさん貸したがります。つまり、年収が高い人ほどローンの借入限度額も高額になってしまう。
だからこそ住宅ローンの借りすぎにはくれぐれも注意してくださいね。
(マイホーム購入のご相談はご夫婦のお考えや表情、空気感を読み取ることが非常に重要なため現状は対面での相談をしています。面談時にはマスク着用、アルコール消毒液を持参で訪問しています)
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