静岡のファイナンシャルプランナー、住宅ローン相談・住宅購入専門FPが本当の悩みは誰にも相談できないについてお伝えしますね。
「えっ!」今年のニュース速報で何度か衝撃すぎたこと。今年の前半だと志村けんさん、岡江久美子さんの死去。後半は三浦春馬さん、竹内結子さんの自死。衝撃すぎる出来事でした。
三浦春馬さんも竹内結子さんも人気実力ともトップクラスの俳優・女優さん。若くて才能に溢れるお二人だっただけに本当に残念です。芸能界に限らずですがコロナ禍では今後も自殺者が増加すると言われている。
一般的に自殺者の多くの原因は失業や倒産を苦にした金銭的理由。でも、芸能人の場合はまた違うのでしょう。例えば、ネットでの誹謗中傷であったりその他私たちにはわからない何か理由があるのだと思いますね。
『芸能人は病院に行きにくい』
とくダネに出演している俳優の石黒賢さんが、「芸能人は心の病を抱えていても病院には行きにくい。例え気分が大きく落ち込んでいても心のスイッチを全開にして出ていかなければいけない」と言っていました。
私ほんのちょっとだけ気持ちがわかるような気がします。なぜなら芸能人でも有名人でもない私がホームページを持ち世間に名前を出して事業をしているとときどき匿名でご意見があります。
「マイホーム購入で失敗して欲しくない!」という思いで銀行や住宅メーカーの裏の話まで暴露しているのでブログを読んで気に入らなかった人からの匿名でのご意見。
年に3~4件程度ですが信念を持ってやっている仕事を否定されるのは気分が良くないし少なからず心も傷つくわけです。
一般人の私でも「いつどこで誰に見られてるかわからない」と感じるくらいなので芸能人となればプレッシャーやストレスは計り知れないものでしょう。
『本当の悩みは誰にも話せない』
芸能人や有名人は心の病を抱えていても一般人のように心療内科や精神科には行けない。もし、芸能人が病院の待合室にいたらSNSであっという間に広まってしまいますよね。
芸能人の自殺報道が出るたびに、「悩みを抱えたら一人で抱え込まずいのちのホットラインまで連絡をしてください」とアナウンサーやMCの人は言うものの。
死を覚悟している人の本当の悩みや苦しみはすでに誰にも相談できない状態。「辛い、しんどい、助けて」という心の叫びは本当に苦しくなってしまうともう誰にも言い出せないのではないでしょうか。
『お金の不安も誰にも相談できない』
自殺する人の悩みと一緒にはできないですが私が相談を受けていて感じるのは、「お金の悩みは誰にも相談できない」ということ。
仲の良い友達なら軽い心の悩みは話せるでしょう。でも、お金の悩みは関係が近い人ほど相談しにくい。かといって住宅ローンの悩みは住宅営業マンや銀行に相談は難しいです。なぜなら中立ではないから。
「住宅営業マンは1円でも高い家を売るのが仕事」「銀行は1円でもたくさんのお金を貸すのが仕事」つまり、お客さんの味方ではありません。私はそんなお金の悩みを抱える人の味方でありたい。
住宅ローンについて本当に不安やお悩みがあるのならできるだけ早い時点でSOSをしてくださいね。契約直前や契約後ではもう後戻りできませんから。
(マイホーム購入のご相談はご夫婦のお考えや表情、空気感を読み取ることが非常に重要なため現状は対面での相談をしています。面談時にはアルコール消毒液を持参で訪問しています)