静岡住まいのマネープラン相談立林

 

 

 

 

静岡のファイナンシャルプランナー、住宅ローン相談・住宅購入専門FPが銀行に住宅ローン相談するのは間違いな理由についてお伝えしますね。

「兄が〇〇銀行に勤めているので・・・」「父が△△にいるので・・・」「親の知人が◇◇信用金庫にいるので・・・」初回面談時に資金計画の質問する上記のような回答がときどきあります。

 

 

 

 

 

当たり前ですが住宅ローンは銀行で借りますよね。なので「銀行にローンの相談に行く」という人も多い。他にも、「給与振込先の銀行で借りる予定・・・」「会社で取引がある銀行で借りる予定・・・」という人も。

確かに身内や知人からの紹介、メインバンク等の金融機関で借りるのは安心感があるかもしれませんね。でも・・・。

『銀行に相談をするのは間違い!』

 

 

 

 

 

結論から言うと銀行に住宅ローンの相談をするのは大きな間違い!です。

今日は、「銀行に住宅ローンを相談してはいけない理由」と「住宅ローンを相談してはいけない相手」についてお伝えしますね。

  • 正しい住宅ローン比較ができない

例えばあなたが新しい車が欲しくてトヨタの販売店に行ったとします。その際に営業マンから、「あなたのご要望を伺うと日産に行かれた方が良いですね。」とは絶対に言われませんよね。

同様に〇〇銀行に住宅ローン相談に行って、「お客様、当行よりも△△信用金庫さんの方が金利や手数料、保証料が安いのでそちらに行かれたらどうですか?」というようなアドバイスは絶対にありません。

 

 

 

 

 

基本的に銀行に行ったら、「当行で住宅ローンを組んでください」ということしか言われない。つまり、あなたがどこかの銀行に相談に行って、「他の銀行の方が良いですよ」と言われることは絶対にないのです。

ということは本当にあなたにとってベストの住宅ローンを見つけるためには県内全部の金融機関を回って資料を集めたり比較検討する必要がありますよね。でも、すべての金融機関を回るのは至難の業。

なので銀行に住宅ローンの相談に行ってもあなたにベストな住宅ローンは永遠に見つからないのです。

  • あなたにベストな住宅ローンは勧められない

銀行ではあなたにとってベストな住宅ローンは勧めてもらえません。逆に言うと、「銀行にとって都合の良い住宅ローン商品を勧められる」ということ。

以前によくあった話で私が住宅ローン相談のみをしていた頃、「あなたの家計状況や奥様の働き方、ご夫婦の性格、心理的要因を考慮すると全期間固定金利で〇〇銀行で借りるのがベストですね。」とアドバイス後。

 

 

 

 

実際に〇〇銀行に行ってもらっていました。でも、〇〇銀行では、「いやいや、変動金利の方が月々の返済額も安いですし皆さん変動金利を借りていますよ!」

お客さんが希望していない真逆のローンを勧められることが毎回。

もし、お客さんが私に相談せずローンの知識も乏しくて銀行から特に詳しい内容も説明されないまま、「変動金利の方が目先の金利が低いですし金利もしばらくは上がりません!」と説明されたらどうですか?

ローンの知識が乏しい人が銀行に、「変動金利の方がいいですよ」と言われれば、「そうなのかな?」と思ってしまいますよね。

なので、「銀行に住宅ローンの相談をしてもあなたにベストな住宅ローンを見つけることは難しい・・・」ということが言えるんですね。

『住宅ローン相談してはいけない相手』

では次に、「住宅ローンを相談してはいけない相手」について。

  • 融資担当ではない銀行員

 

 

 

 

銀行員といっても様々な業務があります。窓口担当の人もいれば生命保険や投資信託の販売、その他の業務など。銀行員といっても携わる業務は様々で銀行員だからといって住宅ローンに詳しいわけではありません。

現に毎年、金融機関に勤めている人からのご相談がある。つまり、融資担当ではない銀行員にローンの相談をしても何も良い回答は得られないのです。

あなたの友人、知人が銀行にいたとしても融資担当でなければローンのことは詳しくないのであなたにベストなローンはわからないでしょう。

なぜなら、住宅ローン選びは商品選びが重要ではないから。

あなたの年齢や職業、貯金残高や購入金額、性格や心理的要因、リスクに対する考え方など総合的な判断をしてベストなローンを導き出すことの方がはるかに重要だからです。

ローン商品選び以外の各家庭にとっての重要な要素をよく考慮した上で家庭によってベストなローン選びはまったく変わってきますから。

 

 

 

 

  • ライフプランナーに相談してはいけない 生命保険営業のいわゆるライフプランナーに住宅ローンの相談をしてはいけません。ライフプランナーさんに相談していいのは基本的にライフプランのことだけ。

老後までおよそいくらのお金が必要か?は教えてくれるでしょう。でも、ライフプランナー全員とまでは言いませんが実際に住宅ローンに詳しい人はほんの一握り。住宅ローン実務に携わる人はほとんどいません。

なので住宅ローンの相談をしても役に立つ回答は得られないです。特にハウスメーカーや地元工務店と提携していたりハウスメーカー側から紹介される無料相談のライフプランナーであればなおさら。

そもそも無料相談は売り手側の立場ですから。少なくとも無料相談ではあなたの味方になってくれる人はいないでしょう。

『相談すべきは有料相談の相手』

 

 

 

 

 

では、「誰に相談すればいいのか?」ということですがなかなか難しいのですが基本的には有料相談に行くこと。有料相談であれば第三者の立場であなたの味方になってアドバイスしてくれる可能性が極めて高いです。

あともうひとつ言い忘れましたがハウスメーカーや地元工務店の営業マンにも相談してはいけません。

なぜなら営業マンはあなたが住宅ローンの審査に通ってあなたに家の引き渡しをした時点で工事代金の全額を受け取ります。会社の売上や利益が確定するときです。

 

 

 

 

ということは例えば10年後に仮にあなたがローンの返済に困ったり最悪の場合ローンが払えなくなって家を手放すことになっても営業マンにはまったく無関係の話。

あなたがローンを払えなくなったとしても営業マンはすでに関係ありません。営業マンは本当にあなたにとってどのローンがベストなのか?までは何も興味がないのです。

 

 

 

 

 

以上のようなことから住宅ローン相談する相手を間違えないように気を付けてくださいね。

あなたが住宅ローンの相談相手を間違えないためにも家づくりの最初のできるだけ早い時点であなたに無理のない購入予算を把握することです。

あなたのペースで資金計画を進めていくことが結果的に住宅ローン選びやローンの相談相手を間違えない第一歩と言えますよ。

 

(マイホーム購入のご相談はご夫婦のお考えや表情、空気感を読み取ることが非常に重要なため現状は対面での相談をしています。面談時にはマスク着用、アルコール消毒液を持参で訪問しています)

 

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