静岡のファイナンシャルプランナー、住宅ローン相談・住宅購入専門FPが営業マンに住宅ローンを相談してはいけない理由についてお伝えしますね。
先日、いつものスーパーでドレッシングを買ったのですが帰宅してから違うものを買ったことに気づきました。なぜ、間違えてしまったのか?ですが・・・。いつも買うドレッシング売り場の配置が微妙に変わっていたため。
今までのいつもの場所から手に取って違うものを取ったことに何も気づかず・・・。いやー、慣れってこわいですね。私、食料品の買い出しは同じ店舗しか行かない理由があって。店内の配置がわかっている方が買い物時間の短縮にもなってラクだからです。
『住宅営業マンが同じ銀行を選ぶ理由』
あなたが家を建てるとき営業マンに相談することはたくさんあると思います。例えば、「住宅ローンをどこで借りるのか?」はあなたにとって重要な問題ですよね。
試しに営業マンに「ローンはどこで借りたらいいですか?」と聞いてみてください。
営業マンから、「借入先を決める前にローンが返していけるかが重要なのでまずは家計の診断をしてみましょう!」とは絶対に言われません。
「変動金利と固定金利のどちらが適しているかを比べてみましょう!」と言われることもありません。ほぼ間違いなく最初に言われる一言。
「まずは○○銀行で、事前審査(仮審査)してみましょう!」営業マンにローンのことを相談したら?○○銀行での借入れは最初からお決まりのコースなんです。
なぜなら営業マンが、「○○銀行に慣れていて余計な手間がかからなくてラクだから。」
『営業マンは住宅ローンに興味はない』
営業マンの頭の中は、「早く事前審査したい」「○○銀行に慣れているから安心」「ローンを比較する時間がもったいない」「他にもやることいっぱいあるし」「事前審査が通ればあとは契約だけ・・・」
完全に売り手中心の考え。でも、ある意味仕方ありません。営業マンは契約を取るのが仕事で他にもやることがいっぱいあるので住宅ローンなど資金計画にはできるだけ時間をかけたくない。
「早く事前審査をしたい、○○銀行とのやりとりに慣れているから安心!」なのは営業マンであって、お客さんが事前審査に通ることは大切ですが重要なことではありません。本当に重要なのは、「家を建てたあとあなたの家計がやっていけるかどうか」の方ですよね。
『住宅ローンで損をしないためには?』
営業マンに住宅ローンの相談をしてしまうこと自体が間違いなのですが、「まず事前審査をしましょう!」と営業マンに勧められるままに受けてはいけません。
自分自身で住宅ローンを勉強してみることです。ホームページやパンフレットは見にくかったり難しい言葉も並んでいて意味がわからないかもしれません。
変動金利と固定金利の違いも文章だけではわかりづらいかもしれません。でも、あなたは何千万円もの借金を背負うわけなんです。
ひとつ間違えばローン返済が苦しくなってあなたの家計が破たんしてしまうかも知れません。だからこそ、営業マンに勧められるままにローン計画を進めるのではなく調べたり勉強してみてくださいね。自分で納得して選んだ方が間違いなく失敗が防げます。
もし、自分で調べたり勉強しても、「よくわからない・・・」「みんなと同じでいいのかわからない」「やっぱり不安・・・」などの気持ちになってしまったらできるだけ早く、立林までご相談くださいね。
まず最初に無理のない予算を把握して土地と建物の予算がわかってから土地探しや建築先選びにじっくり時間をかけながら同時にあなたにベストなローン選択を考えていきましょう!私は100%あなたの味方ですから。
(マイホーム購入のご相談はご夫婦の表情や空気感を読み取ることが非常に重要なため現状は対面での相談をしています。面談時にはマスク着用、アルコール消毒液を持参で訪問しています)