静岡のファイナンシャルプランナー、住宅ローン相談・住宅購入専門FPが教育費が貯まるかは適正な住宅ローン次第についてお伝えしますね。
先日、地域の草狩りがありました。家を出る前に日焼け止めを塗ろうと思ったら残りわずかしかないのに気づき。「うわっ、マジか！日焼けしたくねえー」と思っても後の祭り。帽子を被りほんのわずかな量を顔に塗って約1時間外出。
私は日焼けがとにかく苦手。シミ、シワ、たるみなどの肌の老化は加齢よりも紫外線による光老化の影響が8割を占めると言われています。
私自身、人より皮膚が薄くて短時間で日焼けしやすいのですぐに赤ら顔になってしまう。過去には運転中に飲酒と間違えられてパトカーに止められたことも 笑
「あ～日焼け止め買っておけば良かった・・・」と今さら思ったところでもう遅いこと。日焼け止めがなくなりそうなのは5月のゴミ拾いのときに使ってあらかじめ予想できていたのです。100％私が悪いです・・・。
『大学費用を意識していないとヤバイことに』
人生のお金のことで置き換えてみるとあらかじめ予想できたことをそのまま放置すると将来かなりヤバイ状態になるのをあなたはイメージできますか？
平成30年度生命保険文化センターの「生活保障に関する調査」によると「あなたは将来の見通しを何年先まで立てている？」という質問の回答では「平均18年」。
内訳でみると「16年から20年」が30,4%でトップ。「16年から20年」先の将来の見通しでいうとお子様の大学費用が当てはまりますよね。
『大学費用は家１棟分』
あなたは子どもの大学費用をいくら貯める必要があるか今から意識していますか？平成28年度の文部科学省「平成28年度子どもの学習費調査」によると私立文系の県外住まいで4年間で約1,000万円のお金が必要。
子ども2人だったら約2,000万円。3人なら約3,000万円の大学費用を18年で貯めなければいけません。つまり、子どもの大学費用は家1棟分もの金額。ひとり分1,000万円を18年で貯めるとしても毎月約47,000円の積立が必要です。
わかっていても簡単に貯められる金額ではありません。現金で準備できなければ奨学金で賄うことに。奨学金で賄うということは子どもが大学卒業直後から10年、20年もかけて返していくわけです。
大学卒業後の初任給から3万円前後が引かれていく。卒業後も一人暮らしをするとしたらアパート家賃に加えて3万円の支出はかなり痛い出費ではありませんか？
『大学費用が貯められるかどうかの要素』
あなたがマイホーム購入という一番大きな買い物を無計画で進めてしまったら？10年後、20年後は間違いなく家計がヤバイ状態に陥ります。
子どもの大学費用が必要な一番大事な時期にお金のことで毎日の夫婦喧嘩が耐えない家計に成りかねない。子どもがお金のことで喧嘩している両親を見るのはいい気分ではありません。大学費用が貯められるかはマイホーム購入予算から逆算して考える必要があるのです。
つまり、10年後、20年後にあなたが幸せに感じるかどうかは今、無理しないかどうか。人生で一番大きいマイホーム購入予算を決める今がラストチャンスなのです。何事も人生はバランスです。
あなたが今、身の丈以上の家を買ってしまうと将来の家計に間違いなくツケがそのまま回ってしまいます。
あなたが後悔しない・失敗しない家を買いたい！建てたい！と本当に思っているのなら？住宅展示場に行く前に今、ご夫婦で将来のことやお金のことをじっくり話し合ってみてください。
あなたが10年後、20年後、３０年後も幸せに感じるかどうかは、今、身の丈に合った無理のない住宅購入予算ができるかどうかで決まってしまうのです。
(マイホーム購入のご相談はご夫婦の考えや表情、空気感を読み取ることが非常に重要なため現状は対面での相談をしています。面談時にはマスク着用、アルコール消毒液を持参で訪問しています)
