from:静岡 住まいのマネープラン相談 立林毅士

静岡住まいのマネープラン相談立林

 

 

 

 

 

「どこのローンがおすすめですか??」

 

 

 

「私たちが4,000万円も

借りても大丈夫でしょうか?」

 

 

 

「両親からお金をもらえるのですが、

贈与税はかかりますか??」

 

 

 

 

ご相談がある人のお悩みは様々。

 

 

 

難しくないご相談から

ハードルの高いご相談まで幅広いです。

 

 

 

ただ、基本的には何かしらの、

家づくりのためのハードルがあって、

 

 

 

それをクリアするためには、

どうすれば良いの?

 

 

 

というご相談の内容がほとんど。

 

 

 

 

その中で、一番多いご相談は、

 

 

 

「家を買ったあとも

家計がやっていけるか?」

 

 

 

「無理なく返せる予算が知りたい」

 

 

 

ですが、

 

 

 

収入の不安(奥さんの働き方)や

転職、転勤、土地のエリアや、

夫婦間の家づくりの好みの違い

 

 

 

などのご相談も多いですね。

 

 

 

・欲しい物件があるけど、

今の収入だと厳しそうだなあ…

 

 

 

・家は欲しいけど、転勤の可能性もあるから

思い切って踏み出せない…

 

 

 

・家は欲しいけど、今のアパート近くには、

予算に収まる土地が無い…

 

 

 

 

このような色々なお悩みがあって、

何の問題もなく、

順調に家づくりを進めていける人

の方が少ないですね。

 

 

 

 

そんな中、7組に1組くらいの割合で、

自分たちではコントロールできない、

「意外なハードル」

に当たることがあります。

 

 

 

それは、

 

 

 

ご両親の反対です。

 

 

 

「そろそろ家を買おうと思うんだけど…」

 

って親に相談しに行ったら、

 

 

 

「まだ早いんじゃないの?」

 

 

 

って言われて、反対された話を

ときどき聞きます。

 

 

 

特に、反対される理由で多いのは、

「年齢=若いからまだ早いでしょ」

が一番多いですね。

 

 

 

「まだ収入も安定してないのに」

 

 

「30歳になってからでいいでしょ」

 

 

「子供が生まれたらでいいんじゃない?」

 

 

 

最近は、平成生まれのご夫婦と

お会いする機会も増えてきました。

 

 

 

「すごく家が欲しいのに、

親に反対されて家づくりが進まない」

 

 

 

これは簡単ではない、

なかなか高いハードルですね。

 

 

 

 

今回は、

「まだ若い」

という年齢を理由に

親の反対にあった場合に、

どのような対処をしたらいいか?

を私なりに紹介しますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

『親の反対に対処する方法』

 

 

 

 

 

 

 

先に断っておきますが、

結局のところ、親族間の問題なので、

この方法がベストとは限りません。

 

 

 

また、住宅営業マンではないので、

「家を買った方が良いですよ!」

とも言いませんので。

 

 

 

例えば、

 

 

 

「まだあなた25歳でしょ?」

と年齢の若さを理由に反対されたとします。

 

 

 

「家賃を払い続けるなら

家を買った方が得だから」

 

 

 

「今は金利が低いから、

買うなら今でしょ!」

 

 

 

このような言い方もありますが、

これは家を買おうか迷っている人に

営業マンがよく使うトークです。

 

 

 

私が、ご両親に伝えたい言い方としては、

 

 

「若いからこそ今のうちに買わないと、

定年後までローンを払うことになって

生活が厳しくなるんだよ~

 

 

昔と違って退職金もちゃんと

もらえるかわからないし。

 

 

年金なんてなおさら、

もらえるかわからないでしょ…」

 

 

 

こんな感じですね。

 

 

 

住宅購入専門のFPとして、

老後までの預貯金残高を

シミュレーションする機会が

毎回ありますが、

 

 

 

仮に、40代になってから

家を買おうとすると、

35年後にローンが終わるのは

75歳以降になってしまいます。

 

 

 

今、一般的な定年退職は60歳ですよね。

 

 

 

そうなると、

75歳まで15年もの間、

年金以外の無収入で、

ローンを払い続けないといけません。

 

 

 

また、35年ローンなら、

毎月10万円の返済だったのが、

 

 

 

「40歳だから定年退職の60歳に合わせて

20年返済にすればいいじゃん!」

 

 

 

という考えを持つ人がいますが、

 

 

 

35年ローンで毎月10万円の返済を

20年ローンにすると、単純計算で

毎月の返済は約18万円です。

 

 

 

理屈では20年にすればいいだけですが、

実際、ローンだけで毎月18万円の支払いは、

かなり厳しい生活になりますよね。

 

 

 

その20年で住宅ローン返済しながら、

同時に教育費、老後資金も

貯めなければいけませんからね。

 

 

 

 

 

 

 

 

『若いうちにローンを組めると…』

 

 

 

 

 

 

 

対して、

もし25歳で家を買うと、

35年ローンを組んでも

定年退職の60歳で完済できます。

 

 

 

60歳以降、

収入がなくなるタイミングで

住宅ローンの返済がゼロになるのは、

家計にとってものすごくプラスです。

 

 

 

実際に将来の家計簿と呼ばれる、

ライフプランを作成してみると

目に見えてよくわかります。

 

 

 

現役中はローン返済に問題なくても、

定年退職後、無収入になれば、

貯金が一気に無くなる家庭が

ものすごく多いのです。

 

 

 

 

こういったことからも

若いうちから住宅購入することは

「マイナス」ではなく、

「プラス」の要因の方が多いですね。

 

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

 

このような対処の仕方で、

 

 

「自分たちは将来のことを見据えて

家を買おうとしているんだ」

 

 

という姿勢をしっかり伝えられれば、

ご両親も納得してOKしてくれる

可能性が高まるはずです。

 

 

 

もし、そのような状況になったなら

今回の対処法を思い出してみてください。

 

 

 

ただ、そうは言っても親族間の対処の仕方は、

そんなに簡単ではないと思います。

 

 

 

お悩みの人がいましたらぜひ、

ご相談くださいね。

 

 

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