静岡の住宅購入専門のファイナンシャルプランナーがあなたは良いお客?イヤなお客?についてお伝えしますね。
「大人の大衆酒場ということで小学生以下のお子様は保護者同伴でもお断りさせて頂いております」以前に東京で入った落ち着いた感じの居酒屋さんの入口に表示されていた看板。
「仕事や日ごろの疲れを癒すための酒場でありたいので大人だけの空間を保ちたい。そのため大変申し訳ありませんがお子様はお断りさせて頂きます。」あなたは居酒屋さんの考えをどう思いますか?
『お客さんを選ぶのは当然』
もし、小さなお子さんがいて誰かに預けることも出来ないママだったら居酒屋の考えを否定するかもしれません。もし、お酒を飲むときに子供がいると話せないような話をしたいときには歓迎される考えでしょう。答えに正解はないと思いますね。
ただ、会社やお店をやっていると、「お客さんを選ぶ」というのはすごくよくわかりますね。
私もマイホーム購入を真剣に考えている人のご相談なら喜んで聞きたいですが土日の朝に電話がかかってきて、「今日なんですけど今から相談できますか?」と急に言われる人のご相談はできません。(初回面談までにしっかりとご用意いただく情報があるため)
他には予定がよく変わる人もNGですね。世の中には、「お客さんを選んでいる会社やお店」が意外とあると思いますね。あなたはなぜだと思いますか?
『お客さんを選ぶのはお客さんのため』
例えば私がときどき行くスターバックスは全席禁煙です。喫煙者よりも、「タバコを吸わないお客さんを大切にしたい」という考えからです。他にも温浴施設やスーパー銭湯などは、「刺青、タトゥー」が入っている人はお断りですよね。
「刺青、タトゥー」のないお客さんに余計なストレスを与えたくない、ゆっくりとくつろいでほしいと考えているからです。
私も、「家計の見直し」や「資産運用」のご相談等は受けていません。なぜなら、一生に1度の大きな買い物である「マイホーム購入」で後悔・失敗して欲しくない。家が完成するまでは時間も労力もかかるのでホントに真剣なお客さんのためにできるだけ時間を使いたいからです。
ある一定のお客さんをお断りすることでその他のお客さんに時間を使ってより良いサービス、顧客満足を高めたいと考えているからです。
『お客さんを選ぶ住宅会社』
基本的に住宅会社は、「来るもの拒まず」「売れさえすればOK!」と考えるところが多いですが、実は一部の住宅会社でも同様にお客さんを選ぶことがありますね。
例えば、あなたが住宅雑誌を見てものすごく素敵なデザインの会社を見つけた。一目惚れに近くて、「家を建てるなら絶対ここで建てたい!」と思っていたけど実際建てようとすると最低2,500万円。あなたの予算は2,000万円。
営業マンからは、「うちの会社は最低でも2,500万円からなんです、申し訳ありません。」でも、どうしても建てたければ、「グレードが下がって2,000万円でもいいからお願いします!」と言えばやってくれるかもしれません。
ただ、結果的に金額をかなり抑えてしまうとその会社の特徴がなくなってごく普通の家になってしまう。予算を下げて建てれたとしても希望の家とはかけ離れてお客さんをがっかりさせてしまうことにもなりかねませんから。
『選ばれるお客になるために』
お客さんを選ぶというのは賛否両論あると思いますがすべての会社がお客さんを選んでいるわけじゃありません。人それぞれ考え方は違いますからね。ただ、私は一人で事業をしていて時間は有限なのでお客さんを選ぶことはある意味必要なことだと思っていますね。
最終的には、「お客さんのことをどれだけ真剣に考えているのか?」の方が重要ですからね。
あなたはそんなことはないと思いますが予定がよく変わる、時間に遅れる等、自分都合の理由で面談や打ち合わせが変更になることのないようにしてくださいね。不動産会社や住宅会社も予定通りに来る人と来ない人では応対や気合の入れ方も違いますから。