静岡の住宅購入専門のファイナンシャルプランナーが、良い家を建てるために現場に行こう!というのをお伝えしますね。
突然ですが、あなたに質問です!旦那さんや奥さんとは、最初の出会いはどこでしたか?職場などの仕事先、学生時代の同級生、趣味のサークル、合コンという名のお食事会等 笑 人との出会いは様々ですよね。
その中でも一番、お付き合いや結婚までにたどり着きやすいのは、職場などの仕事先だそうです。なぜなら、毎日接触することで親近感がわくから。
『接触回数が多いほど親しみがわく』
心理学の実験でも証明されているように、人は接触回数が多い人ほど、その人に親近感がわきます。仮に一度も会ったことがなくても、今はSNSが普及しているので、インスタグラムやフェイスブックで繋がっている人に初めて会ったときでも、すぐに親近感がわきます。私もそんなに数多くではないですが、経験があります。
『工事現場に顔を出そう』
あなたが家を建てるとき、大工さんなど、現場の職人さんたちとのコミュニケーションが、ものすごく大切なのを知っていますか?基本的に住宅会社は、お客さんとの打ち合わせは営業マン、または建築士や設計担当者さん。実際の工事は、地元の大工さんや職人さんというところが多いですよね。
この流れだと当然、営業マンはお客さんの顔はわかるけど、実際に家を建てる大工さんは、お客さんの顔すらわからない。つまり大工さんには、「今建ててる家は誰が住むのかわからない?」ですよね。
今の時期は増税前の駆け込み重要も重なり、現場も特に忙しくて次の現場も常に迫ってる状況だと、中には手抜き工事や、欠陥工事または、現場にゴミが散乱していたり、職人さんたちの意識も低下したりします。
こういった手抜き工事などのリスクを避けるためにも、定期的に顔を出して現場の大工さんとコミュニケーションを計ることは、ものすごく大切なんですよね。
コミュニケーションといっても何も難しいことではありません。お茶や缶コーヒーなどの差し入れを持って、現場に行くだけで全然OKです。これを定期的にやるだけ。缶コーヒー1本でもちょっとした差し入れは喜ばれるし、顔を合わせるたびに現場の職人さんとも親近感がわいてきます。
職人さんも実際、「あなたが住む家なのか?」がわかることで、仕事にも気合が入るし、見られている意識があれば、しっかり仕事をしてくれるはずです。さらに良いのは、定期的に顔を出すことで、ご近所さんとのコミュニケーションも計れます。
通常、工事が始まる前に、施主「(工事で)ご迷惑をおかけします。宜しくお願いします」ご近所さん「いいえ、お互い様ですから気にしないでください」と工事前に挨拶をするとご近所さん言ってくれますが、そのまま真に受けない方がいいですね。
実際、工事中は大きな音が出たりして、少なからずご近所迷惑になるのは事実なので、現場に顔を出すことで、ご近所さんと少しでもコミュニケーションがとれていれば、新居完成後のご近所づきあいもスムーズです。
家は会社が造るわけでもなく、営業マンでもなく、現場の職人さんたちが造ります。ちょっとしたコミュニケーションができるかどうかで、良い家が建てられるかが決まります。そんなに難しいことではないですよね。
あなたが家を建てるときは、定期的に現場に顔を出すこともぜひ、意識してみてくださいね。