静岡の住宅購入専門のファイナンシャルプランナーが年収で住宅ローンの金額を決めるのは間違いについてお伝えしますね。
あなたに問題です。「年収500万円の人」と「年収600万円の人」。たくさん住宅ローンを借りられるのはどちらだと思いますか?おそらく、「年収600万円の人」と答えるでしょう。当然、年収が高いですからね。住宅ローンは年収を基準に考える人がほとんどです。
住宅営業マンや銀行員からも、「年収が多いほどローンをたくさん借りられます」と言われますからね。
『年収で住宅ローンを決めるのは間違い』
でも、年収で住宅ローンの金額を決めるのは間違いですね。家を買うときに年収は多いに越したことはないですが年収だけで決めてしまうと確実に借りすぎてしまうんですよね。
あなたにピッタリの住宅購入予算を決めるには、お子さんの人数や教育方針(私立か公立か)、今後のクルマの買い替え費用、旅行や趣味に使いたいお金、老後の生活費の設定など家計の今後のあらゆる支出を考慮すべきなんですね。
『年収よりも退職までの年数』
例えば、「30歳で年収500万円の人」と「40歳で年収500万円の人」では年収だけを基準にすると同じ金額だけ借りられることになりますよね。では、二人とも退職年齢が60歳とすると住宅ローン返済に負担が少ないのはどちらでしょうか?
「30歳で年収500万円の人」ですよね。なぜなら退職まで10年も長く住宅ローン返済ができるから。つまり、住宅ローンの金額を決めるときは年収ではなく、「退職まで何年働けるか?」の方が重要なんですよね。
だから年収だけを基準にすると間違いなく借りすぎてしまうわけです。借りすぎてしまえば当然、家計が苦しくなりますよね。
『年収よりライフプランの作成が重要』
つまり、年収ベースで住宅ローンの金額を決めるのは意味がありません。さらには、今後の転職の有無、奥様の収入や働き方などもローンの金額を決めるには重要な要素なんですよね。
では、住宅ローンの金額を決めるあなたにピッタリの住宅購入予算を算出するにはどのようにしたら良いのでしょうか?
将来の家計簿とも言われるライフプランを作成してみることですね。ライフプランというのは将来の収入と支出、貯金残高がどのように推移していくのか?が明確にわかるもの。
今の年齢や収入、今後の年収の推移、今後の生活費や住宅にかかるすべてのお金を入力し老後までお金に苦労することなく安心して暮らせるのか?どうかがわかります。ライフプランを作成するだけで年収だけで考える借入額よりもはるかに役に立ちますね。
もし、あなたがマイホーム購入に対してお金の不安が少しでもあるのならライフプラン表を作ることを絶対にオススメします。
さらにはライフプラン表を作る上で何より大事なことは、「家を買っても家計がやっていけるかどうか?」がわかる、「無理のない住宅購入予算を最初にしっかり把握すること」です。
無理のない住宅購入予算に基づいて今後の収入と支出をシミュレーションしたライフプラン表が作成できれば、家を買ってもお金が貯まる家計になります。老後までお金の不安に襲われることなく何も恐いことはありません。
もし、あなたが、「自分にピッタリの住宅購入予算も知りたいしライフプラン表も作りたい。でも、時間も手間もかかるから難しいなあ。」と思っているのなら両方が一気にわかるマイホーム予算診断サービスにぜひお申込みくださいね。
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