静岡住まいのマネープラン相談立林

 

 

 

 

静岡の住宅購入専門のファイナンシャルプランナーがFPの無料相談はしない方が良いについてお伝えしますね。

6月に問題になった某保険会社の不正問題。職員が高齢者などの保険知識がない人に同じ種類の商品への乗り換えさせる行為や保険料を二重に徴収するなど、顧客に不利益となった恐れのある契約が過去5年間で約18万3千件も発生した件。

職員には毎月重いノルマがあってノルマ達成のためには顧客の意向を無視して自分達の利益を優先する。さらに気の毒なのは、契約者に病歴があるなどの健康状態をしっかりと告知させず実際保険金が支払われない契約も約3千件ありました。ホントにひどい話ですよね。

『顧客利益 < 自分の利益』

今回の某保険会社の問題は金融業界では今に始まったことではありません。保険会社、銀行、証券会社など、多かれ少なかれ何かしらのトラブルが毎日どこかで起きているんですよね。顧客に不利益になる金融商品の販売は珍しくはありません。

特に金融業界は強烈な営業ノルマがあるので、「相手よりも自分、自社の利益を優先させなければならない」というのが当たり前の体質になっているんですよね。

『無料相談は無料ではない』

静岡でも最近は無料の来店型保険ショップを利用する人が増えています。ファイナンシャルプランナーが無料で相談に載ってくれる。お客さんにとってはお得ですね。保険以外では無料の「マイホーム購入の来店型ショップ」もいくつかあります。

保険もマイホーム購入の来店型ショップも店舗を構えて人を雇用してテナント料も人件費も発生するのにあなたはなぜ無料なのかを知っていますか?無料の来店型ショップはボランティアではないので当然利益を出さなくてはいけません。

利益を出すためには保険の無料相談では保険契約で得られる契約手数料、マイホーム購入の無料相談では提携ハウスメーカーや地元住宅会社からの紹介手数料や販売促進料を受け取ることで店舗運営が成り立ってるんですね。

『あなたの利益 < 店舗の利益』

保険の無料相談の場合は、「複数(30社)の保険会社からあなたにピッタリの商品をご紹介します!」と謳っていますが、保険ショップはメインで販売したい会社や商品が必ずあって他社の保険も提案する仕組みになっています。

さらには同じ商品でも保険会社によってもらえる契約手数料が違うので、契約手数料がより高い会社の商品を勧められる可能性が高いですね。顧客利益ではなく店舗利益を優先して商品提案がされている場合が多いです。でも、無料相談ですからね。仕方がないことです。

マイホーム購入の無料相談の場合は、「あなたにたくさんある会社からピッタリの住宅会社を紹介します!」とは言うものの微妙ですね。保険会社と同様に紹介手数料を多くもらえる会社と少ない会社があります。

一組お客さんを紹介したときにもらえる紹介手数料が100万円の会社もあれば、60万円の会社もあります。テナント料、人件費を払って会社として利益を出すためには紹介手数料のより多い会社をお客さんに紹介したいのが本音でしょう。

『無料相談は自己責任』

すべての無料相談を否定するつもりはありませんが、無料のFPに住宅購入の相談後、相談結果に不安が残り私にセカンドオピニオンを求めてくるようなケースが最近は増えてきました。でも、複数の人に相談するのは失敗や後悔を防ぐ良い方法です。

保険加入のケースで言えば、無料の保険ショップへ相談、提案された保険が合っているか他のFPに有料相談、さらにセカンドオピニオンで違うFPに有料相談、答えが出たらFPまたは無料の保険ショップに戻って契約するなどの流れで相談すれば失敗や後悔は確実に防げますね。

無料相談が当たり前の人はFPの有料相談は躊躇するでしょう。でも、「優良」な情報は、「有料」からしか得られません。有料相談にすることで人生を左右するような大きな失敗を防げるのなら有料相談は安すぎる投資と言えるでしょう。

無料相談は失敗後悔しても文句は言えません。タダですからね。すべては自己責任です。気軽に受けられる無料相談だからこそ、慎重に相談しないと後々ものすごく高くついてしまいますよ。

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