静岡のファイナンシャルプランナー、住宅ローン相談・住宅購入専門FPが子どもにお小遣いをあげないマネー教育についてお伝えしますね。

「そうですねー、お小遣いをやめてみたらどうですか??」つい最近、相談者さんから聞かれた質問に対する答え。過去にも2~3回は同じ質問に答えたことがあります。

質問内容は「子どもにお金の教育をさせるとしたら何かいい方法はないですか?」というもの。おそらく、あなたも含めて子どもの頃はお小遣い制で育っている人が大多数ですよね。

お小遣い(限られた予算)を通して「無駄遣いはダメ!」「貯金しなさい!」などと子供に教えることができる。「お菓子もおもちゃも買える限度があるよ!」と学ばせられるお小遣い制はとても良い方法。

まずは「予算内でお金を使う」という基本中の基本を身に付けさせる。基本が身に付けばお金はバランス良く上手に使えるようになりますから。

ただ、もし、我が子にマネー教育をさせるとしたら?もし、自分に子どもがいてマネー教育をさせるとしたら?まずは、「お小遣い制をやめることからお金の教育が始まる」と思いますね。

『お金の勉強をさせるもさせないも自由』

基本的な考えとして「子どもにお金の勉強をさせる?させない?」は親の教育方針で自由です。ただ、個人的に小さいうちからお金の勉強をさせておくのは全然アリかと。将来の子どもの可能性が広がります。

お金の勉強は特別なことではなく。例えば、サッカー経験者が我が子にサッカーを教えるのと同じ感覚。早ければ3~4歳くらいから遊び感覚でお金の勉強を教えていけたら素晴らしいです。(6~7歳からでも全然OK)

『お金はありがとうの対価』

あなたは「どうやったらお金をもらえるの??」と子どもに聞かれたら何と答えますか?「お仕事をしたらもらえるんだよー」というのが王道の正解かもしれません。

正解はないと思いますが私なら「お金はありがとうの報酬なんだよ」と教えますね。「お金を稼ぐなら世のため人のためになることをしてありがとう!と思ってもらう」必要があるんだよーと。

具体的にはお小遣い制に替えて「お手伝いメニュー」を5つくらい用意します。

例えば、「お部屋のお掃除をしてくれたらありがとうの報酬として1回10円」とか。

「お料理のお手伝いをしてくれたらありがとうの報酬として1回10円」など。メニューは各家庭の生活スタイルでかなり異なると思います。(報酬金額も同様)

そして、メニュー5つくらいの中から子どもに3つを選んでもらう。ポイントは親がメニューを全部決めてしまうのではなく子供に選んでもらうこと。

与えるだけではなく小さいときから一緒に考える機会を持つことが子どもの成長にはとても重要ですから。

小学生くらいになったら少し難易度を上げていく。例えば「週に5回、洗濯物を畳んでくれたら110円」「よりキレイに畳んでくれたらボーナス+10円」など。子どものときから「稼ぐ力」を身に付けてもらうやり方。

「稼ぐ」という経験で「お金を稼ぐ事はコツコツ作業である」「労働による稼ぎには上限がある」などを体感してもらう。健全な金銭感覚の基礎(土台)を養っていく感じです。

『親も本気で取り組む』

小学校低学年から中学年以降はお手伝いメニューもできるだけ本人に考えてもらいます。もし、アイデアが出ないようなら親も一緒に考える。かなり時間と手間がかかる作業です。

でも、お金の教育というのは子育てに大きくつながる絶好の「コミュニケーションツール」だと思うんですよね。

「お金のやり取りを通じてどうやったらより良いコミュニケーションができるだろうか?」「もっと社会のことを理解してもらえるだろうか?」と一生懸命考えるのも親の大事な役割ではないでしょうか。

やるからには親も徹底的に付き合う。子どもはとても賢いので口だけでは簡単に見抜かれます。大人が子ども以上に興味を持って取り組まなければいけません。

しんどいかもしれませんが子どもを大きく育てたいなら?子どもの可能性を大きく広げたいなら?大人も負けずに全力で付き合って欲しいと思いますね。

『子どもの可能性を信じる』

勉強でも運動でもその他でも。最終的には親がどれだけ子どもの可能性を信じられるか?です。「子どもの可能性を信じてます!」と口で言うだけではダメ。心から信じて行動で示さないと子どもには伝わりません。

「あなたには無限の可能性があるんだから自分の力を信じて好きなだけやってみればいいよ!」というのは。お金の勉強に関わらず何事にも通じるメッセージではないでしょうか。

会社でいったら上司と部下も同じ。「部下を育てたい!」とか言いながら部下に任せようとしない上司多くないですかねー。

言葉も大事ですが行動で示すのが一番大事です。それが親の役割だと思います。特にお金の価値観は良くも悪くも親と教師の洗脳が大きいですよ。

最後に断っておきますが私は子ども教育の専門家ではありません。あくまで個人の考えです。各家庭の事情やスタイルがあると思います。お小遣い制も必要なマネー教育です。

子どものマネー教育は上述のやり方が正しいと言っているわけではないのでその点はご了承くださいね。