静岡のファイナンシャルプランナー、住宅ローン相談・住宅購入専門FPがオンライン化であなたの仕事は生き残れる?についてお伝えしますね。
「パソコンとスマホがあれば在宅でも十分仕事ができることが証明されてしまった・・。」先日の面談の際、40代Iさんの一言。会社に出勤せずにお客さんと対面せずにオンラインで問題なく仕事が出来てしまうようになった現実。
Iさんの頭の中に会社を辞めて「起業」という文字が浮かんだそう。
PCやスマホを活用して自宅でのテレワーク、業務のオンライン化が短期間で急速に進んできましたね。個人情報を扱う業務や肉体労働や一部の中小企業にはテレワークの導入はまだまだハードルが高そうですが。
通勤時間なしや自分で仕事の時間を管理できるので残業時間も減るという時間を有効活用できるメリット、上司にわざわざ許可を取らずに平日に用事を済ませることも可能。
出勤しなくていいので職場の人間関係がわずらわしい人にはオンライン業務はとても好都合ですね。今回の新型コロナウィルスに対する企業の対応の流れから今後、オンライン化が急速に進む事は間違いないでしょう。
『オンライン対応が可能な分野』
例えば、教育、診察などの医療、会議、商談、営業など。今までオフライン(対面)が当たり前だった仕事や学びがオンラインで可能になりましたよね。
時間や場所を決めてわざわざ集まらなくてもカンタンにできてしまうわけです。今までの働き方、学び方、サービスの提供の仕方が今大きく変わろうとしています。
4Gから5Gになりさらに高速で情報がやりとりされるのでオンライン化社会が加速されるでしょう。
『オンラインが難しい分野』
一方で、完全にはオンライン化できない分野も。実験などの教育、医療機器を扱う手術、飲食業、整体院、エステサロン、農業、物流など。
以上のような業種は物理的に何かを提供する必要があるので完全なオンライン化は難しいでしょう。ただ、今現在は難しくても今後の急速なIT化の流れでオンラインで可能な業種が増えてくるのは間違いなさそうです。
オンライン化の波に乗り遅れないよう今から少しずつ頭と体を慣らしておくことが大切なように思いますね。かく言う私も時代の急速な変化に対応していかないと生き残れないのは言うまでもありません。
『オンライン業務のデメリット』
オンライン業務のメリットばかりではなく当然デメリットもあります。
例えば、小さいお子さんがいる奥さんでもテレワークで仕事復帰が可能になりますが家で仕事といってもお子さんがいつ目を覚ますか、仕事中静かにしていてくれるかなど子供がいる環境ではどうしても無理な部分があったり。
オンライン業務はプロセスが見えにくいので人事評価や会社への貢献度をどのように認めてもらえるのか?他には家にいて仕事をサボった方が得みたいなケースも出てくるでしょう。
今回の新型コロナによる働き方の大きな変化で残業が減ったり会社の業績が下がって給料が減った人が出てきています。残業がなくなった分時間に余裕ができたことで副業などで不足分を補い始めた人も出始めましたね。
Iさん同様に会社に縛られずしがみつくことなく自分らしい働き方や生き方を選択する人も今後は増えてくるはず。
あるリサーチ会社の調査によると、「今の仕事は嫌いだけどまあまあ稼げるから続けている。」日本人に圧倒的に多いタイプだそう。
仕事は嫌いで嫌いで毎日、毎日辛い思いをして。でも生活のために頑張って出勤しているという状態をずっと続けてきて最後は無理して体を壊したり心の病にかかってしまう人が多い。
でも、出勤する必要がなくなって対面で仕事をする機会も少なくなってくる今後。無理して会社にしがみつく人が今後は減ってくるかもしれません。
「仕事は嫌いだけどまあまあ稼げるから続けている。」という状態から副業を始めていずれ今の仕事を辞めてホントにやりたい仕事をメインにしていくという人が増えていくような気がしますね。
転職するのはリスクだった一般的な常識が転職しない方がリスクという時代が来るのも遠くはなさそうですね。
決して転職を勧めているわけではないですが、「苦労してでも自分が生涯追及していきたい!」と思える仕事であるか否かが生涯の仕事を選ぶ一番の基準だと思いますね。頭ではなくハートで選ばないと仕事は長く続かないですから。
(マイホーム購入のご相談はご夫婦のお考えや表情、空気感を読み取ることが非常に重要なため現状は対面での面談をしています。感染症予防対策のため面談時にはマスク着用、アルコール消毒液を持参で訪問しています)